【5】「よし、達成するぞ」のレベル STEP.4
実行の段階
達成の可能性は目標の高さもありますが、計画の適切さでピンからキリほどの差が出るものです。
計画がしっかりしていると可能性は高まり、雑だとさんざんな結果にもなります。
人間のすることだから、計画の中身については、じっくり検討して、やれそうだと思える自信をつける作業が欠かせません。
徹底した計画の検討があるのと、ないのでは天と地の開きがあります。
「これならやれそうな気がする」と強く感じられないと、できそうにないイメージがなくならず、本気になれないのです。スタートから「まあ、いいか」と連発していては後で、いくら自分を叱咤激励しても本当の意欲は引き出せません。
「ふり」して過ごすことも生活の知恵ですが、寂しい知恵です。
もうそんなことはしたくないですよね。
大半の人は意欲的に暮らして目標を達成していく方が断然楽しいはず。心から熱くなれるように、達成の可能性に確信がもてる準備をしたほうがいいですね。
さて、計画を具体的になったら自分の意欲を確かめましょう。
もう一度取り組むメリットを見直し、自分がなにを得て何を失うのか確認しましょう。
時間、お金、友人との時間など失うことに抵抗を感じると思います。生涯を見据えて、一時的に失うものと未来の自分を見比べて決断しましょう。
友人との時間を失う点については、相手にはっきり伝えておくことで、理解を得られます。また
| 「自分は○○年○○月○○日までに目標を達成したいので、それまで、これまでのように遊べないけど、見守っていてね」と伝えましょう。 |
そして
もっといいのは、パーティーをビジュアルにして、自分と友人に伝えて渡すことです。
「目標を達成してあなたとここでこんな食事をしたい」
「目標を達成してあなたとここへこんな旅行をしたい」 |
というように、具体的なイメージを共有するのがおすすめです。
それは自分を追い込むということもありますが、それ以上に必要なことがあります。
計画を友人に渡しておいて評価をもらうのです。厳しい評価になるかも知れませんが、段階ごとの目標を達成することで、励ましになるように自分でコントロールしていきましょう。
つきあってもらうのも大変ですが、それにふさわしい友人、先輩、もちろん家族もOK。あるいは後輩でもいいんですよ。
後輩でも「自分よりしっかりしているなあ」と思う人がいるなら、思い切って宣言してしまいましょう。
こんな人とともだちになりたいと思っている人を選んで引き受けてもらうのが刺激になり発奮動機になるので一番いいのです。
| 「日頃、あなたはすごいなって思っているの、あなた観ていると、わたしも負けずにやりたいと勇気をもらってるのよ。だからサポーターになってくれない。」 |
それで引き受けてもらえなくてもガッカリしないでください。引き受けてもらえなくてよかったと思うのが正解だからです。こういうことは得手不得手がありますので、深く詮索したり考えたりしないほうが賢明です。
こういうことが好きな人がいますので、そう人なら適切なアドバイスや応援をくれます。
但し、なくて七癖といいます。熱心さのあまり自分流の考えを押し付けてくることもありえます。
それもご愛嬌と割り切れるならいいのですが、迷惑ということも起こりますので、人選には注意しましょう。この人にほめてほしいと思う人が最適だと思います。
「達成したい」「達成するぞ」の中間に立ったら、さあ、決意のときです。
これまでと違う結果、これまでにない結果を出すということは、これまでのやり方を変えるということです。やり方を変えるとは、行動を変える、作業を変える、動作を変えるということです。それは習慣を変える作業をいいます。
無意識に行っている習慣を変えるのですから、当然ながら意識しない限りできないことです。
「うっかりしてた」という場面が生じて頻繁に葛藤することになりますが、「変われないな」と落ち込まず、自分を責めずに、きっと変われる」といいきかせて、取り組みましょう。
意識が弱いと変化が起こる頻度も少ないので、まずます遅々として進まないことになり、それが嫌気を誘います。こういうことに必ず直面すると覚悟しておきましょう。
こういうストレスの扱いに慣れていない人、たとえば目標を立てて達成する経験が乏しい人は、過去の経験から自分にはできないと思いがちです。
こういった問題を乗り越えるのは計画です。
ですから何度もいやになるということを計画に織り込んでおくことは役に立ちます。
・ 目標を達成するために、行動(習慣)を変えられる気がする
・ 目標を達成したい理由が分かっている |
という実感が強く感じるようになれたら、準備が整ったということです。
そこでSTEP.4 実行の段階「よし、達成するぞ」になれば。準備完了となります。