名前の由来
太陽をいっぱい浴びた小麦の持つ良さを、台無しにせずに、いかに上手に麺に変えるか?
わたしたち「丘の上うどん工房」のテーマであり、終わりのない戦いです。
それはこどもを育てるのと同じことですよね。
それは愛情を育むことと同じことですよね。
創っているのは、うどんだけれど、それは手段で、届けたいのは、気持ちよさ。
「母の背中でよしよし、おまえはいい子だね」と守られた安心、平和、幸福の匂いのする食べ物。
おなかだけでなく、心も満たせるものを創りたい。
大袈裟かも知れないけれど、食べたときに自分は守られていると感じることができるもの。
そういう意味で素材と味を大切にしています。
「シコシコ」した歯ごたえ、抵抗なく「つるつる」と入って行くのど越しのいい備中鴨方女うどんの瑞々しい食管を通じて、「よしよし」の気持ちを伝えたいのです。
忘れたくない「よしよし」の気持ち
よしよしの気持ちは、本来なら最初は両親から受けるのが一般的と考えられています。しかしいろんな事情から、それが可能でなかった人が、たくさんいます。
また「よしよし」の気持ちを持ちながら、うまくつたえられなかった方もたくさんいます。
しかし、愛情は誰からもらっても同じなのです。
不幸にして、両親から感じることができなかったとしても、気にしないでください。
まず、自分が自分自身に対してOKサインを出すこと。「よしよし」と言ってあげることが大切なのです。
「丘の上うどん工房」は、それを願いながら、一生懸命になって「つるつるよしよし」を創りました。
私達は、いつでも丘の上から見ています。
備中女うどん
うどん好き曰く、備中女饂飩こそ日本一うまい。という評判も耳にします。
昔は良質な小麦の産地として、岡山、香川、兵庫産の小麦は「三県もの」と呼ばれ全国的に高い評価を受けていました。
温暖で雨が少ないといった気候条件や土壌など小麦栽培に適した地域であることを背景に、備中(岡山)、讃岐(香川)、播州(兵庫)で麺業が盛んだったわけです。
そこから備中の女うどん、讃岐の男うどんと比較されてきました。
讃岐の男うどんは、コシが強いと言われるように、荒っぽい硬質の弾力が生まれるシコシコ感が魅力の太めん。いわばジ−ンズのようなうどん。
私たちの備中の女うどん「つるつるよしよし」は、繊細な軟質の弾力から生まれる食感のやさしいうどん。シコシコ感を保ちながら、のどごしの良さを一番に大切にした細めんです。
「つるつるよしよし」は、うどんと共に素麺技術も優れている備中鴨方で生産しています。
最高級の小麦粉を利用した無着色の自然な白さの細めんで、絹のドレスのようなうどんです。頑固オヤジの創った「女うどん」です。

おいしさの基準
「つるつるよしよし」のおしいさの基準は、
・「シコシコ」した歯ごたえ、抵抗なく「つるつる」と入って行くのど越しのよいうどんであること。
・ダシに関係なく、うどんだけで食べても「おいしい」と感じることができるうどんであること。
・具と一緒に食べた時には、具の味を邪魔することなく、引き出し、かつ、うどんとして生きることのできるうどんであること。
・祝い事や行事に、「ごちそう」として顔を出せるうどんであること
・安心を感じることをできるうどんであること
・上記をクリアした総括として、自然な艶のあるうどんであること
素材
私どもの「つるつるよしよし」は、小麦粉、塩、水だけで創ったごまかしがきかないプレーンなうどんです。
どんなにいい監督さん、俳優さんが集まっても、脚本が悪ければ、いいドラマが創れないのと同じで、
素材が悪ければ、どんな技術を用いても、やはりおいしいうどんはできません。
素材が決め手です。
特に小麦はうどんにとって命そのもの。適切でない小麦粉で、おいしいうどんを創るのは不可能です。
「丘の上うどん工房」では、その時期、時期で、最高のものを厳選していきます。
現在、国内産小麦粉はうどんに適していないので、オーストラリア産の最高品質のものを使っています。
ただ、小麦粉は政府の定める食管法の都合で、国家貿易による一元輸入なので、好きなものを自由に買うことが出来るわけではりません。
輸入されているものから選ぶのですが、成分表では同じでも、実際にうどんにしてみたら、私たちの「おいしいの基準」に満たない出来栄になってしまうことは日常的に起こります。
それが一番の悩みのタネなのです。
試験で創る量は@@@@@です。そんな場合は、廃棄処分です。その量がバカにならない量なんです。
結局、使わなくなった小麦粉は老人ホームさんなどに寄付させてもらっています。
「丘の上うどん工房」では、小麦は製造段階でオリシナルのブレンドをして、「丘の上うどん工房」のおいしさに基準になるようにしています。どうしても基準に達しない場合は、製造しません。
小麦粉は水と塩で練ります。
うどんの命である小麦粉のために、水も塩も最良の選択をしています。
小麦粉に対して水の加水率は約42%ほどありますので、水にもこだわっています。
水は和歌山、富田に汲み取りに行っています。富田の水は軟水で、天然の甘みを含んだまろやかなナチュラル・ミネラル・ウォーターです。
水質に厳しいヨーロッパで3年連続でモンドセレクション大金賞受賞、国際最高品質賞(インターナショナル・ハイ・クオリティ・トロフィー)も受賞している水です。
白浜温泉上流にありますが、日本で最も雨量の多い大台ヶ原・十津川の水を水源地としています。
地下90メートル・海面下70メートルの水脈が中硬岩・細層砂岩層といった大自然の中を何キロ・何
百年もの時間をかけて流れ濾過されているといわれています。
(年間ドラム缶にして30〜40本程度。実際に使うのは1回小麦粉75kgによる製造なので、1回ポリ容器で2缶ほど)
塩は、赤穂の良質な塩を使っています。
塩には、防腐効果があります。
無添加が当たり前だった日本の知恵が生きています。
塩が、天然の、防腐剤の役目をはたしています。
小麦粉を練るときに塩と水を使いますが、ところが、塩と水は、反対の作用をします。
水量を増やせば生地は柔らかくなりますが、塩分濃度を高くすると生地は硬く締まります。
大体、夏は海水の4倍くらいの濃さ、海水の3倍くらいの濃さにしています。
濃さが適切でないと、小麦粉のねばりが引き出せないので、出来上がったときにのびてしまいます。
こねが足りなくても、こねすぎても、素材のよさは引き出せません。
うどんを創る時の気温、気候によって塩の量は変わります。
塩そのもの品質以上に特にこだわる部分です。熟練の技が必要です。
賞味期間
保存期間は、乾麺ですので、製造から2年。
同梱のダシの方は、製造から1年です(未開栓の場合)。
ダシの開栓後は冷蔵庫に入れて半月程度の間にご使用ください。(目安ですので、冷蔵庫の温度、保管場所などによって変わります)人間ひとりの力なんて、自然の力と比較したら知れています。
丘の上うどん工房
人間ひとりの力なんて、自然の力と比較したら知れています。
私たちにできることは、自然の恵みをどう引き出すか。
太陽と水と土が育てた、小麦の持つ良さを、台無しにせずに、
いかに上手に麺に変えるか?
素材を生かす工夫と努力だけ。
熟練だとか技とか、自然の恵みを前にして、だいそれたことを言うもんじゃないというのが
丘の上うどん工房のうどんづくりの原点。
こどもを育てるのと同じこと、
父親に、母親に、熟練などないように、ただ一生懸命に育てるだけ。
愛情を育むことと同じこと。
愛情に、技などないように、ただ気持ちこめて育むだけ。
丘の上うどん工房は、自然の助けを得て「つるつるよしよし」を創らせていただいております。
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